となりの芝生

  EVENT REPORT 

 やまとなでしこ 
デビュー記念ファーストライブ〜いきなり代々木で1000秒ライブ 
at 国立代々木競技場第一体育館  2000/4/30(SUN) 15:30- 

 文化放送「SOMETHING DREAMS〜マルチメディアカウントダウン」(土曜23:00-24:00)に出演中の、堀江由衣[ほっちゃん]、田村ゆかり[ゆかりん]によるユニット。

 ゆかりんは水野あおいちゃんが大好きで、アイドルの鑑と言っていました。元々アイドル志望で、おニャン子、乙女塾、そしてチェキッ娘に入りたかったらしい(笑)。一方で、ほっちゃんはジャニーズ好きです。
 そんな二人がアイドルユニットを組むことになり、名前を公募。雑誌ではフリフリの衣装で登場しました。さらにリスナーから1000通以上の投票があればCDデビューできる、ということで半年前にデビューが決定しました。
 そして、4/26にデビューシングル「もうひとりの私」をリリース。私は久しぶりに前日フライング購入し、万全の体制で(?)イベントの日を迎えました。

 会場に着くと、長蛇の列が…。既に1000人はいたかもしれません。こんなに人気あったのかと驚きです。
 ポスターを購入し、列につきます。ひたすら待ち、ようやく入場してからはファンクラブ「flower garden」入会のために再び列へ。

 予定時刻をだいぶ過ぎてから開演。まずはデビュー曲の「もうひとりの私」から始まります。イキナリ、出だしから自分のソロを忘れているほっちゃん(^^;。立ち位置を間違えて動揺してしまったからと、あとからインターネットラジオで釈明していました。
 とにかく初めて見る「やまとなでしこ」。アイドルファンの目から見ても、そこにいるのは紛れもない「アイドル」でした。
 続いて「ごきげんよう、かしこ。」。うしろゆびさされ組を連想させるタイトルです(※1)。ここでは「マルチメディアカウントダウン」のパーソナリティ・冨永みーなさんと、構成作家・伊福部崇さんが入っているウサギとシロクマの着ぐるみも登場。

 さて、最後は「Spring Spring Spring」。私、とても気に入っていて、アイドルポップスの一つの典型だと思います。ハモりも心地よく、1番と2番で上下の担当が変わるのも面白いですね。そして、驚いたのが「足跳ね」(笑)。あおいちゃんの「春の輝き」(※2)ぐらいでしか見れないのに…って過去形か。まさかと思いましたよ〜。ついほっちゃんばかり見て、ゆかりんの方を忘れてしまった。でもほっちゃん、ちゃんと可愛く跳ねていましたよ。

 これで持ち歌は全部歌いきり、しばらくの間トーク。内容は忘れてしまった…。
 やがて1000秒が来て本当にライブ終了。あっという間でした〜。
 いっぱいいっぱいな感じもしたけど、そこはまぁデビューイベントだから。(^^;)

 この「やまとなでしこ」というユニット、全くもってアイドルな衣装を身につけています。振りもしっかりあります。完全に伝統的なアイドル・スタイルなんですね。
 今やアイドル界の一部にしか残らないというのに、声優界から生まれるとは実に面白い。これをあえて実行するのを見て、今でも十分通用するし、かなり受け入れられる可能性を実感しました。
 それに、何より楽しい。「アイドルファン」である私たちにとってもツボを突かれる思いでした。

 また、この二人は髪がとても長いのです。腰ぐらいまであります。今やストレートロングの人を街で見ることは容易ではなく、アイドルでも数えるほどしかいません。
 そこへきて、声優ユニットとしてこのようなものが誕生。「やはり長い髪は魅力的だなぁ」と再認識させてくれること必至でしょう。もちろん、今どきのギャルとは正反対のさわやかさとキュートさも重要。

 文化放送のホームページでは、インターネットラジオで「脱!やまとなでしこ宣言」という番組をやっていました。
 普通の番組と違って、単なる雑談を聞いているようなところがまた面白いかったですね(笑)。

【東京都/髪型向上委員会】 

 (※1) おニャン子クラブのメンバー、高井麻巳子・岩井由紀子(ゆうゆ)の二人からなるユニット
     『うしろゆびさされ組』は、ラストシングルのタイトルが『かしこ』だった。

 (※2) 「あおいが好き〜!」という怒濤のコールで有名な、水野あおい2ndシングル。


  〔堀江由衣オフィシャルホームページ「ほっとちゃいむ」〕
    → ここから


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