last update:98/03/19
 ◇ コンサート レポート ◇

 第112回「制服の日」
  夏休み特別企画 SKi 3時間特大Live  真夏の祭典 5

  at.こまばエミナース  1997/ 8/17(Sun) 15:30-


 昼の部が終わり、会場前でジュースを飲んで待っていると、20分ほどで夜の部の入場が始まった。前を見ると、お客さんとメンバーが握手をしているので、カバンを担ぎ急いで中に入る。四期生のかよちゃん[伊藤嘉代子]と中井祐子ちゃん=写真= の二人で握手をしているが、初対面の人とは話ができない僕は、握手だけで終わってしまった…(^^;。

中井祐子
 グッズ売り場で、真夏の祭典のパンフレットを買う。しかし、真夏の祭典とは思えないようなフツーのパンフレットだった。ちょうど、SKiのCDを買った時の〔IJRスーパーアイドルくじ〕の当たり券を持っていたので引き換えてもらうことにする。3枚の当たり券を(ハードレインの)モッチさんに見せると、「すごいねぇー」と言ってくれた。特典の写真は同じものしかないようで「1種類だけなら交換できる」と言われたが、後からもう1種類見つかり2枚交換してもらうことにする。どちらも四期生の写真だったが、どういうわけか裏のサインはめぐちゃん[久保]とゆっきぃ[井上]だった。
 今回は〔SKiサマージャンボ宝くじ〕があるらしく、買おうと思ったら売り切れだった(トホホ…)。

 今回の座席は、さっき(昼の部)よりステージに近いD列25番。
 1曲目は『はじめまして』。本来は『序章 =プロローグ=』ではないのかな?と思いながら、手拍子&コールする。
 『ここにおいでよ』ではめぐちゃんと博子ちゃんが歌い、間奏の時久子ちゃんがバナナを食べながら出てきて皮をステージに捨てる。それをゆっきぃとみおちゃんが踏み、転ぶ。なぜか二人がけんかをする…。歌っている二人の間で泣いているゆっきぃとみおちゃん、皮を持って泣いている久子ちゃん。
 そして、歌い終わり手を振る4人、皮を持ったまま手を振る久子ちゃん(笑)。
 この歌を初めの方で歌うのか?と思いながらも、『清く正しく美しく』で盛り上がる。しかしまた肘を打ちつける。12曲連続は きつい…。

 全員の自己紹介が終わり、公開生徒総会へ。
 テーマは「中高生の犯罪」について。それぞれ犯罪だと思うものを順番に言っていった。
    宮田直美「オヤジ狩り」
    橋本美香「偽造テレカ」
 司会の博子ちゃんが「みなさんもオヤジ狩りには気をつけましょう」だって。
 さすがファンさんの年代を、よく知っている…。
 美香ちゃんが話している時に、右側のマイクスタンドが傾き、それを戻しに行ったゆっきぃがそのまま発言をすることになる。
    井上裕紀子「覚醒剤」
    内田絵美「万引き」
    久保 愛「シンナー」
    松田ゆかり「日焼け」
 めぐちゃんはマジックのにおいが、直美ちゃんはガソリンの匂いが好きらしい!?

 そして、新しくなった静寂向上委員会の登場。全ての曲を陽子ちゃんが歌う。本人は「歌が下手だ」と言っていたけど、僕はそうは思わないけどなぁ。客席にいた陽子ちゃんのお母さんは、センターで歌っている陽子ちゃんを見て「SKiのリーダーになった」と思い込み、パニクッていたらしい…(^^;。
 ここで5分間の休憩。ステージ前の方にトイレへの行列ができているが、なかなか前へ進まない。

 第2部は、全員白いベレー帽をかぶり、聖歌隊の格好で『ハレルヤ』を歌う。僕はこの歌が苦手だ(長いし、英語なので分からない)。口パクか?とも思ったが、実際のところは不明。この後も唱歌が続き、11曲も歌う(聞くだけでも疲れた)。
 四期生委員会。朋ちゃんと玲那ちゃんはうまかったが、かよちゃんと祐子ちゃんは声が小さい感じがした。宣誓ではみんな長いセリフを覚えていて、カンペ(カンニング・ペーパー)があるのでは?と思うほどだった。

宮田直美
 次はみんな浴衣で登場。真夏の祭典といえば、やっぱ(c)これですね。
 『恋は数学』では、直美ちゃん=写真= が例のやつ「プンプンプンプン!」をやってくれた(^^;。
 全員で『ごあいさつ』を歌った後、夏の思い出のコーナーが始まる。
 ゆかりちゃんは今、水着を持っていないらしい。博子ちゃんは今回初めてステージで浴衣を着たらしい(去年は名古屋にいたもんね)。
 おなじみの(?)『東京音頭』を歌い、ジャンボ宝くじの抽せん会へ。僕を含め買っていない人にとっては無駄な時間だった(この時間さえなければ…)。賞品は、メンバーの手作り弁当やモーニングコールなど。3等のデート(だったかな?)なんか、僕が当てていたらどうするんだ?(と思うだけ) 費用は事務所から出るわけないか(笑)。
 オークションでは、久子ちゃんの書き損じ色紙が15000円、貴重なパンフレット3点で30000円!
 そして、また5分間の休憩。今回はトイレへ行っておく。
 5分過ぎても始まらないなぁと思っていたら、後ろが騒がしい。
 どうやら、また誰かが暴れたらしぃ(楽しく見ようよ)。
 このころから、帰りの夜行バスの時間を気にするようになる。

 第3部のオープニングは、『序章 =プロローグ=』。
 制服がかっこいい! 今までで最高! 会場全体が、ウルトラ・ハイ・テンション(笑)だ!
 しかし、『初恋にサヨウナラ』で後ろの人たちが一緒に歌ってる。
 正直やめてほしいと思った。ゆっきぃはどう思ったのだろうか?
 続いて『ダンシングセブンティーン』。一日に2回も聞けるとは思っていなかったので、思いっきり叫ぶ。ここからは、すごい盛り上がりのためノートを書く暇もなかった。
 『恋人たちの歌』は、手拍子がずれそうになったが元に戻した。『いつものように』では振りの練習をしていたが、狭くて思うように踊れなかった。メンバーの人数やマイクスタンドの数で、次が何の曲なのかが分かってしまう僕って一体…。
 途中、美香ちゃんが感動で涙ぐんでいる。それを見て僕のテンションも上がる。『渚に消えた初恋』で、博子ちゃんの「みんな立ってー」の言葉で客全員?が立つ。会場は最高潮である。
 そして、『終章 =エピローグ=』へ。気分が最高なので、目一杯踊る。サビの前のところで思いっきりジャンプする。何度か自分のカバンを踏むが気にしない。

 全ての曲が終わり、『今日の日はさようなら』が流れる。しかし、最後まで聴いていては夜行バスの発車に間に合わないので、やむなく退場。駒場東大前駅まで猛ダッシュするが、他にも数人のファンさんが走っている。
 新宿駅で、ナイス・タイミングでバスに間に合う。…わけもなく、見事に乗り遅れた{がーん(;_;)}。仕方がないのでカプセルホテルに泊まり、翌朝貯金を下ろし新幹線で帰ることにする。
 今回は、今まで3回行ったコンサートの中でも最高の盛り上がりだった。終わった後、充実感にあふれている自分がいた。それと、次からは往きも帰りも新幹線にしよう(最後まで見たい)と思うコンサートだった…。

[文:岡山県/せーじ]

[カメラ:しろくま☆しゃしょう(中井), 埼玉県/コロちゃん(宮田)



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