last update:2000/01/21

◇ 五期生イレコミレビュー ◇
21世紀のアイドル 〜西堀真子

BY 本間寛 (東京都)

 私は最近、西堀真子ちゃんに注目している。
西堀真子
撮影/竹ちゃん 

 今年一月、横浜サウンドアリーナホールで行われたコンサートの時、四人の新メンバーが紹介されたが、そのうちの一人が真子ちゃんだった。
 初ステージだというのに、あまり緊張した感じもなく、明るい笑顔を見せてくれたので、すぐに気に入ってしまった。
 この後、新人だけで『Oh! Susanna』を歌ったのだが、バンジョーを弾く振り付けとか、泣く仕草がとても可愛くて、私の目は彼女に釘付けになってしまった。
 SKiの新人メンバーを。最初見た時から好きになってしまうことは滅多にない。
 あったとしたら、片桐陵子と阿部香奈子ぐらいだろうけど、二人ともSKiでは短命に終わっている(阿部なんかは、すぐにやめてしまっているし)。リーダーの橋本美香にしても、サブリーダーの川野朋美にしても、今は好きだが、最初は印象に残らなかった。だから、真子ちゃんが私に与えたインパクトがいかに強かったかがわかるだろう。
 最近は、少しずつだが出番も増えている。まだ後ろで踊っていることが多いが、これは私にとってかなり好都合なのだ。
 なぜなら、私は“踊り隊”なので、ボーカルを取るメンバーよりも、バックダンサーを見ることが多いからだ。しかも、彼女の踊りはなかなかシャープなので、とても参考になる。今年8月の“水上ツアー”でやった、SKi-Pの『理由なき反抗』などは絶品だった。
 歌も、まだ地声で歌っている感じだけど、声はちゃんと出ているし、音程も取れている。
 13歳にしてある程度のレベルに達している上、今後さらに伸びる余地があるのだから、これからがとても楽しみだ。
 レッスンなんかも大変だとは思うけど、真子ちゃんには無限の可能性があるのだから、「21世紀のアイドル」を目指して、がんばってほしいと思う。



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