last update:1999/04/29
◇ MbC・今号の表紙の娘 ◇

遠藤舞香
撮影/山野麦文 

 今号の“よ〜やった”娘

BY 山野麦文(大阪府)

 MbCでは今号より“SKiの活動において、見るべき活躍を見せてくれた娘”を一人ずつ選出して、表紙のトビラ写真に使うことにした。
 えっ?誰がそれを選ぶかって?
 編集人である、この私に決まっているではないか。
 (客席よりブーイングが起こる)。
 うるへーっ!MbCでのルールブックはこの私だ!
 ガタガタ言うんじゃねぇ!

 と、いう訳で今号の表紙に選ばれた娘は、昨年八月に入会以来、恐るべきスピードで頭角を現わしてきた五期生・夏組の遠藤舞香である。
 改めてここで説明する必要もないが、遠藤舞香の歌唱における力は、現在の制服向上委員会メンバーの中では、間違いなくトップクラスに位置する。
 彼女の歌唱は、例えばかつての井上裕紀子のように「うまい!」と大向こうをうならせるというものではない。
 だが、歌い方に無理をしておらず、破綻していないのだ。それゆえにとても安心して聞いていられる。
 これもひとえに、幼い頃から基礎をしっかりとやってきたことによるものだと思う。
 そんな彼女はこの春、本田博子や久保愛と言う重要な戦力の抜けてしまったSKiのステージを、自らの精一杯の力をもって支えた。それも橋本美香や川野朋美の後ろに立ち、決して自分という存在をあからさまに表に出すことなく…。
 ブルーウェイブ君は以前、水上温泉での座談会(MbC98/8号10号に掲載)にて三浦恵里子を「SKiにおける今年(98年)の救世主」と評した。その言葉を借りて表現すると、まさに遠藤舞香は『1999年のSKiの救世主』と言っていいであろう。

遠藤舞香
撮影/山野麦文  

 さらに書くと、遠藤舞香の魅力ってのは、『女の子』としての可愛さもさることながら、むしろ『母性的』なところがあることだ。
 あったかそうな雰囲気。バースディ・パーティーでは、手作りのクッキーを参加者全員にプレゼントすると言った心配り。また、川野朋美とは違った意味での“しっかり者”という印象…。
 五人兄妹の中で育ってきたところから、このキャラクターが生まれ出てきたのかも知れないなと思う。
 そういう意味でこれから彼女は、SKiに対し『母性』を求めるファンさんたち〜かつて、松本美雪を推していたようなファン〜の層を、がっちりつかむ娘ではないかと私は思う。


遠藤舞香 (えんどう まいか)

昭和59年3月1日生まれの15歳・高校一年生 
身長     153cm
血液型    A型
所属ユニット 寿隊(小隊長)/BPG



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